

自分に自信がなくてイヤになっちゃう。

周りと比べて、自分が劣っていると感じてしまう。

今日やろうとしていたことが何一つできていない。
こんな私はダメ人間だ。
やろうとしていたことが出来なくて落ち込んだり、思っていたように仕事ができなかったり、周りと比較しては自分のダメさを痛感して悲しくなったり・・・。
生きているといつでもこの感情が出てきてしまうものですよね。
今日は、自己肯定力の低かった私が芸能人や周りの人を見て学んだ
「自己肯定する方法」
をお伝えします。
劣等感だらけだった私
私は2人姉妹です。さらに、道路渡ってすぐに従妹の女の子3人が住んでいて、5人姉妹の末っ子のようなポジションで育ちました。
5歳上、3歳上、2歳上、1歳上の姉がいるような感じです。
私以外はみんな背が小さくて、かわいらしい女の子です。
私は小さい時から背が大きく、男の子がいなかったためかなぜか男の子のような恰好をして男の子用のおもちゃをもらうことが多かった幼少期でした。
その時点で、
「みんなはかわいい服やかわいいおもちゃを買ってもらえるのに、私だけ男の子みたいな恰好をさせられている」
と妙な劣等感を持ち始めます。
実際、親戚から男の子が欲しかったという声も耳にすることもあり、申し訳ない気持ちも少なからずありました。
幼稚園に入ってから中学3年生まで、ずっと背の順で一番後ろでした。
どこにいても目立つし、どこに行っても「大きいねぇ」
姉や従妹たちは「かわいい」と言われるなか「大きい」と言われることで背が高いコンプレックスがずっとありました。(小6で163cmでした)
当然、人より背が高いのでリレーなどは選抜で選手になります。
「背が高いんだから、当然だよね」
そんな声が聞こえる度に胸が苦しくなります。
中学受験をした後は、周りにお金持ちが増えました。
だいたい東京在住の子で、埼玉や千葉から来ているのは1クラスに1人いるかいないか。
(私の家は埼玉県の田舎です。)
当時は連絡網があったので、みんなに配布されると
「042って市外局番始めて見た!」
なんてからかわれます。
朝何時に家を出ているか?という話ではみんな8:00くらい、でも私は6:40頃でした。
もしかしたら、埼玉県民あるあるかもしれないですね(笑)
さらに、お金持ちの子供が多い学校だったので、財布はだいたいの子がプラダやヴィトンを使っています(中一で!)
お小遣いは月2万円。
私はごく普通の家の子供だったので、この中学校での当たり前が私にとっては当たり前ではなくコンプレックスに感じてしまいます。
高校からは外部からたくさんの人が入ってきてました。
外部から入ってくる子は頭がいい子が多い!!私は勉強が大嫌いでしたので、恥ずかしながら赤点ばかり取っていました。
今度は「偏差値コンプレックス」です。
新しい環境ができると次々にコンプレックスがやってきます。
- あの子はなぜ私より痩せていてかわいいんだろう
- 同じ髪形をしているのに私は全然似合わない
- あの子は何をしても許されて羨ましいなぁ
大学に入ってからも
- あの子はサークルを楽しんで人生楽しそう
- 私は彼氏に浮気されてどん底なのにあのカップルは幸せそう!
- あの子は第一志望に就職できている!
社会人になってからもいつだって他人と比べてはコンプレックスが増えていきました。
生きていると劣等感を感じることが本当にたくさん出てきます。
コンプレックスが増えるとどうなるか
人とばかり比べては、気分が急降下。
「私全然大したことないじゃん。」
自分じゃなくて、気付けば周りばかり見ています。
私は表面上はいつでも明るく見えるため、悩みがなさそうでいいねー!なんて周りに言われることもしばしば。
そんなことを言われてしまうと、悩みがあっても言いづらいし、相談される機会の方が多くなります。
人の悩みを聞いてる時も、
「そんな悩みを持てること自体が羨ましいことなんだけどな」
なんてさらに気分は沈んでいきます。
もはや、私の魅力はどこにあるのかわからなくなっていきます。
自己肯定感は爆下がりで、他人を見てばかり。そして必要以上に人目を気にしては、落胆する日々。
気付けば、自分が1番ではなく他人の目が基準になって「本当の自分」を見失っています。
「ありがとう」の一言が相手に与える威力
私の旦那さんは、いつも機嫌がいいです。
怒ったり、激しく悲しんだり、そんな激情とは無縁のいつもニコニコしている仏のような人です(笑)
気付いたのは、彼は自分で自分の機嫌を取るのが得意です。
大好きなサッカーやお笑いの動画を見て、「自分が楽しくなること」を率先してやります。
こまめに「楽しくなること」をやっているので、機嫌が悪くなることや落ち込むことがありません。大好きなアイスやお菓子を食べることも、それらに役立っています。
そんな旦那さんから学んだことがあります。
以前、別の記事でも書いたのですが、旦那さんはうれしいと感じた時はすぐに「ありがとう」を言ってくれます。
- 今日もご飯作ってくれてありがとう
- 掃除機かけてくれてありがとう
さらに
- 一緒に出掛けてくれてありがとう
- 一緒にいて楽しい気分にしてくれてありがとう
すごい時は、隣に座っているだけでありがとうと言ってくれます。
それは、ふと幸せを感じたから、ということでした。
なんというか、
「ありがとう」と思うハードルがめちゃくちゃ低いんですよね。
私も言われるたびに
- 今日、私ごはん作ってえらい!
- ちゃんと掃除してえらい!
- 旅行を綿密に計画してえらい!
なんて自分に対する「えらい!」が増えていきます。そうすると、いつの間にか私の自己肯定感が上がっています。
気が付くと、自分に対する「すごい!」「えらい!」が増えることで、「できていないこと」じゃなくて「できたこと」に意識が向いていきました。
さらに私自身も、相手に対する「ありがとう」のハードルものすごーーーく下がりました。
- 飲み物取ってくれてありがとう。
- 洗濯カゴに洋服をきちんと入れてくれてありがとう。
友達には
- 会ってくれて楽しい時間をありがとう。
- 化粧品の有益情報ありがとう。
- おいしいご飯屋さんを調べてくれてありがとう。
いろーーーんなことに「ありがとう」が増える不思議!
祖母には「生きててくれてありがとう」と思っていましたが、最近は両親や姉の一家にも真面目にそんなこと思います。
「ありがとう」が相手に与える自己肯定力のパワー、すごいです!
自分は大したことない!過剰な期待はしない生き方
なんで旦那さんが仏のような精神なのか探ってみました。
「自分なんてこんなもの。ってわかってるから、そんなに自分に期待してない(笑)」
最初は「?」でしたが、よくよく考えるとなるほどね、と感心しました。
ある日、テレビで明石家さんまさんが
「自分なんて大したことない人間だよ、だからね、落ち込むことがないの」
と言っていました。
この感覚すごいね!ちょっとわかる!と旦那さんが言います。
自分はこのくらい、大したものではない、と思っているからできなくても気にならない。
明石家さんまさんなんて、大成功されて、国民に愛されて、人に毎日笑いを届けているすごい人です。
私がさんまさんだったら、
「俺はこんなに実力があるんだから、これができないわけがない!」
と力んでしまいそうです。
こんなに成功されている方が、「自分は大したことない」ってなかなか言えないです。
タモリさんもそんな空気が出ていますよね。いい感じに力が抜けていて、それでもタモリさんらしい、ゆるくておもしろいタモリワールドを展開させています。
周りを楽しませよう、というよりご本人自身がゆる~く楽しんでいるので見ているこっちもゆったりした気分で楽しむことができます。
自分に過剰な期待をせず、力まず、ゆる~く生きることも大事なんだなぁ、と感じます。
まとめ
どんなに成功している人でも「自分なんて大したことない」と過大評価することなく生きています。
少しでもできたことに「すごい!」「えらい!」と思うと「できなかったこと」ではなくて「できたこと」に意識が向いて気分が落ちることが少なくなります。
もし、周りで自己肯定力が低くて悩んでいる人がいたら「ありがとう」を伝えてみてください。
きっと、「こんなことで感謝してもらえるんだ」と意識が変わってくると思います(^^♪
実際、自分では「私は大したことない」と思っている人に限ってめちゃくちゃすごい人たくさんいますよね!
経歴や実績なんか聞いてみると「私より全然上じゃん!(笑)」なんてつっこみたくなる人多数です。
今でも
- 今日掃除機かけてないや
- 夕飯大したもの作れなかった
- 主婦なのにこんなこともできない自分はダメだ
と感じてしまう瞬間が多々やってきますが、「まぁ、こんな日もあるか」と軽く流せるようになりました。
力まず、ゆる~く生活することで生きることがすごく楽になりました。
もし今劣等感で悩んでいる方は、力まず、ゆる~く生活してみてくださいね☆彡

過度な期待をせず、ゆる~く軽~くいることで心が楽になるんだね♪
こちらの記事もあわせてご覧ください☆彡


