
こんにちは!ココブロ(@cocoblo202037)です♪
私は30代で、父は60代です。
今日は、父への恩返しは「お金」を掛けるのではなく、「時間」を共有した方がよろこんでくれるのではないか、という気持ちから書いてみました。
お父さんに「何が欲しい?」と聞いて「いらないよ~」と言われたり、何をあげていいかわからないという方はぜひ読んでみてください☆
目次
娘から父への親孝行は「お金」ではなく「時間」?私と父の場合
私の父は昔から口数が少ない人で、私と姉の2人姉妹にとっては不思議で謎な存在でした。
表情も少ないので、何を考えているかわからない、でも、いつもやさしい父。
姉は就職や結婚といった大きな節目の時には父に相談していましたが、私は特に相談することもなく決まった後に「○○に就職決まったよ~!」と報告していました。
それでも、「そうなんだぁ、まぁ、頑張りなよ」くらいの返答でした。
すごーく仲良しでもなく、そんなに話すこともありませんが私にとっては居心地のいい父です。
姉も
「お父さんって何考えてるかよくわかんないけど、なんか好きなんだよね(笑)」
と言っています。
私も完全に同意見で、よくわからない存在ではありながら、寡黙に一生懸命働いて私と姉を育ててくれた本当にありがたい存在です。
余談ですが、姉の結婚式で泣いている父を見て、「お父さんも泣くんだ!」と衝撃を受けました(笑)
やっぱり寂しかったんですね。

お互いに程よい距離感だったのかな?
今まで父にプレゼントしたもの
- ネクタイ
- お酒
- 時計
- ペン
など仕事で使う頻度が高い物をあげていました。
よろこんではいるものの、すごーくうれしそうではない(笑)
父が定年退職してからはプレゼントにすごく困りました。
「何が欲しい?」
「いらないよ~。」
会話終了。もうあげなくてもいいか、なんてこちらも諦めてしまいます。
部屋をのぞいた時に、スマートウォッチの本が置いてあったのでスマートウォッチをプレゼントした時はうれしそうでしたが、金額をとても気にしていました。

お父さん、欲しい物あるんじゃない!(笑)
物ではなく旅行がいい?
いつの頃からか、姉が結婚して私も一人暮らしを始めた後は
「お父さんが一緒に九州旅行に行きたいって言ってるんだけど、どう?」
母伝いにお誘いがくるようになりました。
実際に行ってみると、楽しい表情は多少している模様(笑)
帰ってきてしばらくして、
「あの旅行楽しかったよね!指宿の温泉最高だったよね~!」
と私が話すと
「楽しかった!今度はみんなで沖縄にでも行きたいなぁ!」
なんてニコニコ話しています。
そこで、「あ、あの旅行楽しんでいたんだ!」と私も把握しました(笑)
それからは「一緒に過ごす時間」を大事にしようと思いました。

大人になると、一緒に旅行する機会も減っちゃうよね
旅行でなくても一緒に過ごす時間を増やす
加圧トレーナーになってからは、シフト制になったので平日もお休みができました。
友達は土日休みが多いので、父を誘ってみることにしました。
定年退職してからも2年は働いていましたが、退職後は公園やジムに行くくらいで家にいると母に聞いて少し心配していました。
「今度の水曜日高尾山にリフトで登って、ランチに蕎麦でも食べない?」
と気軽に近場に誘うことも多くなりました。
父はお昼から瓶ビールを飲んでとってもうれしそう。
来るかわからなかったけど、誘ってみてよかったと心底思いました。それからは高尾山が私と父のスポットとなっています☆

運動もできてリフレッシュできるよね♪
旅費をどうしても払いたがる父
去年の11月に父と母と私で沖縄に行きました。
父と母は沖縄に行くのが初めてだったので、ちょっといいホテルにして部屋もランクアップ、バスツアーなんかも予約してアテンドしてみました。
母ももちろんよろこんでいましたが、父のうれしそうな顔が忘れられません。
旅費は私が払うね!と言っていましたが、母からこっそり封筒を渡されました。
「お父さんが、旅費払うってしつこいからこれ受け取ってね」
これは以前にもあったことです。
定年退職した父のために、私と姉で箱根旅行をプレゼントしよう!と計画したことがありました。
父、母、姉、姉の旦那さん、甥っ子、私の6人旅行です。
私は今までずっと頑張ってくれた父に恩返しがしたかったので、姉とすべての旅費を2人で払おう!と話しました。
旅館で飲み放題付きのプラン(みんな酒飲みです笑)、ロマンスカーは先頭の180度景色が見れる席を予約して準備万端!
旅費もすべて払い終えて後はみんなで楽しむだけです♪
旅行はとても楽しく終えることができました。箱根の街も観光してすっかり満喫できました。
帰っている時に姉からLINEが入りました。
「旅費なんだけど、お父さんが払うって言い出したみたいでお母さんからお金渡されたから今度払うわ」
「え?定年退職旅行の意味!?(笑)どーする?」
「どーするもこーするも、お父さんがお金払うって聞かないらしいから今回はもらっておこう。今度何かプレゼント考えておくわ。」

娘からお金を払われるのはいくつになってもいやなのかな?
娘からお金を掛けられるのは気が重い?
娘がいるお父さんは、娘からお金を掛けられるのが嫌なんですか?(笑)
一緒に食事をしていても絶対に払いたがる父。一回くらい払わせてくれよ!と思いますが頑なに断られます(笑)
姉も私も就職してから家にお金を入れていましたが、結婚する時にそのお金をすべて父から受け取りました。
受け取れないと言いましたが、結婚式などでお金がかかるんだから持っていきなよ、とさらにプッシュしてくる父。
もはや頭が上がりません。
まとめ
お金を掛けるだけが恩返しではない、と私は思いました。
私の父のように、娘からお金を掛けられるのに苦手意識なのか気を使ってくれているのか、どうしても自分がお金を払いたい!という方もいると思います。
そんなお父さんがいる方は、ぜひ「時間の共有」をしてみてください(^^♪
旅行じゃなくても、食事だけでもいいと思います。
私の父は、本当は息子が欲しかったそうです。私が生まれた時は少しがっかりしていたみたいです(笑)
そんな父が、
「やっぱり娘はいいなぁ、旅行にも行けるし一緒にいられる時間が長い」
とお正月にほろ酔いで言っていたのが心に残っています。
一緒に楽しい時間を過ごす、それだけでも大好きなお父さんに恩返しができるのではないかな、と思います。
今年の父の日は、他の方のブログで紹介されていたポロシャツをあげて、そのポロシャツを着て一緒に出掛けられる場所を提案したいと思います♪

親孝行できるうちにたくさんしないとね!


